『鬼滅の刃』の人気がすごいですね〜。
我が家の小2の息子は、緊急事態宣言での学校休校中、Amazonプライムビデオで観てハマっていました。
私は最近、育児の合間に漫画で読みました。
物語に深みがあって、キャラクターが個性的で…。
私も大好きになりました。
大人が子どもと一緒にハマるのも納得です。
息子の一番好きなキャラクターは、我妻善逸だそうです。(善逸の着物の柄のマスクも買わされました…。)
皆さんのお子さんは、どのキャラクターが好きですか?
子どもがどのキャラクターを好きかで、分かることがあります。
それは、“ありたい心”。
子どもが「どうありたいと思っているか?」「どう生きたいと思っているか?」
というのが、分かるのです。
息子に善逸のどんなところが好きなの?と質問したところ、
「すぐ泣くし弱虫だけど、優しいし、いざとなったらすごいチカラを発揮するところ!本当は強いところ!」
という答えが返ってきました。
“すぐ泣くし弱虫だけど、優しい”というのは、今の息子のそのまんまの特徴。
“いざとなったらすごいチカラを発揮する”“本当は強い”というのは、息子の“こうありたい!”と思う姿なんでしょう。
ちなみに、物語の中で、主人公の炭治郎が言う「俺は長男だから我慢できた」という言葉。
鬼滅の話題でよく取り上げられている有名な言葉ですが、息子にとってもすごく印象深かったようです。
鬼滅の刃を見ている最中、息子が「なあ、俺って長男やんなあ?」と聞いてきたことがあって。
「そうだね、長男だね」と言うと、「そうかあ、長男かあ」とすごく嬉しそうにしていました。
息子は、自分より小さい子と接するといつも世話を焼きたがって、お兄ちゃんぶります。
また、小さい子には何をされても仕返ししたりしないし、優しく接しています。
そして、ずっと弟か妹が欲しいと願っていました。
炭治郎のこの言葉は、息子の憧れている、なりたいと思っている「お兄ちゃん像」にピッタリ当てはまる言葉で、自分のことを肯定してくれるように感じたんではないでしょうか。
このように、好きなキャラクターや好きな言葉で見えてくるものって結構あるので、子どもが好きなアニメや漫画があったら、
「そのキャラクターのどういうところが好きなの?」
「どういうところが魅力的?」
など質問して会話を重ねてみると、子どもの新たな一面が発見できるかもしれません。
ちなみに、“ありたい心”について教えてくれたのは、心理学者の植木理恵先生です。(明石家さんまさんの『ホンマでっか!?TV』などに出演されています。)
下記リンク先のインタビュー記事にて詳しく書いていますので、ご興味ある方が読んでみてください。
・『たったこれだけ!「将来の夢が叶う子」の親がしている、簡単な声かけ』(ウレぴあ総研『ハピママ』)
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