小学生も『返報性の原理』に従って動くことを実感した話


小5息子には、家族旅行に行くと必ずお土産を買ってきてくれるお友達が近所にいます。Sくんです。

先日も、「旅行に行ったから、お土産持ってきたよ〜」と、家まで届けに来てくれました。

いつももらってばっかりでは悪い…と息子も思っていたのでしょう。

うちも先日、和歌山県に家族旅行に行ったので、そのときに息子も「Sのお土産も買う!」と、購入していました。

買ったのはボールペンです。⇩

用意しといてよかった!息子も自分用にお揃いで購入してました。

ウチの玄関先で、「いつもお土産ありがとう。俺も買ってきたで!たいしたもんじゃないけど…」と、Sくんに渡す息子。

Sくんも、「いや、俺もたいしたことないで」と渡してくれました。

こちらがSくんが買ってきてくれたお土産です。⇩

いやめっちゃいっぱい買ってきてくれてるやん。うちボールペン1本やん。

ってわけで、お土産交換を終えて上がってきた息子からSくんのお土産の中身を見た私は、

「これはアカン。和歌山で買った梅干し渡すから、Sくん追いかけて届けて!」

と、慌てて冷蔵庫から余分に買ってた梅干しを1パック引っ張り出し、息子に渡しました。

息子、「うん!」とダッシュでSくんを追いかけ、梅干しを無事渡してきてくれました。

私も「もらいすぎて申し訳ない」と思いましたが、小5の息子もやっぱり「もらいすぎて申し訳ない。申し訳なさすぎる…」と強く感じたみたいです。

「Sのくれたお土産見て、いや俺のんほんまたいしたことないやんって思って焦ったわ」と。

そして、「お母さんが梅干し余分に買っといてくれてほんまよかったわ…」と感謝されました。

「お母さんが梅干し余分に買って用意してくれて、ほんまよかったわ…」と息子に感謝されました。

心理学に『返報性の原理』という有名な法則があります。

返報性の原理とは、何かを与えられたら、『お返しをしなければならない』という気持ちになる心理効果のことです。

マーケティングやセールスの世界ではこの原理にのっとった戦略がよく行われています。必須事項とも言えるでしょう。

恋愛や、人間関係の構築にも使われています。

小学5年生もこの原理に従って動きます。

シンプルかつ実用性のある法則だとよく分かった出来事でした。

(Sくんいつもありがとう!)

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