「3歳児神話」

昨晩、珍しく1歳10ヶ月の娘が夜泣きをしました。

大変でしたが、冷静にイライラすることなく対応できたのは、息子の時の経験がとても大きい。

息子も1歳6ヶ月頃夜泣きがひどく、なかなか寝てくれず(朝の5時ぐらいまで寝ないこともあった)、えらい目に遭いました。

あの時はイライラして、心が壊れてしまいそうでした。

結局夜泣きの原因は私がお昼寝をさせすぎていたということが分かり、お昼寝の時間を短くし、公園とかでたくさん遊ばせて疲れさせることで解決しました。

そして、この経験から私は「家で仕事をしながら息子を一人で見るのはムリ。どこか週に何回かでも預かってくれるところを探そう」と決心しました。

運よく預かり型の体操教室に入ることができ、毎日数時間子どもを預けることができました。そこから子育てがかなり楽になり、精神的にも救われました。

娘は、産まれてきてくれた時から、1歳児クラスで保育園に入れて働こうと思っていました。

無事希望のところに入園でき、毎日通っています。

「3歳までは母親が子どもを家で見るべき」

…こんな言葉を聞いたことがありませんか?いわゆる「3歳児神話」というやつです。

私も実母からよく言われました。娘の保育園入園が決まった時も言われています。

一方、義母・義父は違って、「子どもはできるだけ早く保育園に入れて働いた方がいい」という考え方です。娘の保育園が決まった時は「良かったなあ!」とものすごく喜んでくれました。

祖父母世代で、私の義母や義父のように考えられる方はまだまだ少ないのでは?という印象です。「3歳児神話」はまだまだ日本にはびこっている。

「3歳児神話」が子どもの成長に必ずしもプラスに働くという明確な根拠はありません。

なのにここまで幅を利かせているのはどうしてなのでしょう?

3歳児神話を信じきっている祖父母世代の方々が子育てをしていた時は、親と同居していたり、すぐ近くに助けてくれる兄弟や親戚家族がいたりして、「3歳まで家で子どもを見ていた」と言っても、母親と子どもだけの閉じられた世界ではないんです。

母親代わりをしてくれる人、お節介をしてくれる人員がたくさんいた。

今は核家族化が進んで、子どもの世話は母親が一人で負っているケースが多いです。父親が育児をする母親をきちんと支えてあげることできればいいのですが、仕事があり生活もかかっているのでなかなかそうもいきません。

頼れる人があまりいない環境下での閉じた子育ては、精神的にとてもキツイと、私は感じます。

3歳児神話を信じきっている祖父母世代は、そのことをおそらく全く分かっていない(気づいていない)んですね。

0歳児~2歳児の保育料は高く、それが原因で保育園入園を躊躇うママも多いかと思いますが、母親の育児ノイローゼとそれに伴う不幸な連鎖を減らしたいなら、もっと気軽に安心して子どもを預けられる場を設けることは大切かと思います。

洗練されているご家庭だど、夫婦共働きで、育児・家事の分担をきっちりやって、母親だけに子育ての負担がかからないようにしています。

また、そういうご家庭は「子どもは一人で十分」という考え方で、それぞれがお互いを尊重し自分の人生を楽しく生きられるよう工夫されています。

子どもにとって最重要人物は、母親であることは間違いありません。小さな子どもにとって母親は、世界そのものです。

その母親を「どう(いかに)支えるか?」ということを社会は(個人も)もっと考え、時代に合わせてアップデートしていく必要があるのではないでしょうか。

周りから3歳児神話を押し付けられ、苦しみを一人で抱えたり、罪悪感を抱くママが一人でも減る世の中になることを願います。

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