![](https://i0.wp.com/kimoto-keiko.com/wp-content/uploads/2023/11/405926512_7345817868798359_1209443279100760643_n.jpg?resize=775%2C1023&ssl=1)
11月25日号の週刊大阪日日新聞(無料版)にて、コラムが掲載されました。
今回は、『「この人には敵わない…」と思わせる心理テクニック』について書きました。
少し高度なテクニックですが、人の心を掴むのが上手な人たちは、本当によく使っています。
今回ご紹介した心理テクニックの『マインド・リーディング』、最近見た話題のアニメ『葬送のフリーレン』にも表現されているシーンがありました。
ー「葬送のフリーレン」あらすじー かつて魔王を倒した勇者一行のメンバーであるエルフで魔法使いのフリーレン。 エルフは1000年以上歳を取らずに生きる、とても長生きな種族。 一方、一緒に旅した勇者ヒンメルは、人間。 かつての仲間のヒンメルはおじいさんになり、寿命で死んでしまいます。 ヒンメルの死を目の当たりにし、フリーレンの目には涙が…。 ヒンメルの死をきっかけに、人間のことをもっと深く知ろうと思ったフリーレンは、もう一度旅に出ることを決意します。
マインド・リーディングが表現されていたのは、第10話。
過去の回想シーン。勇者ヒンメルが優秀な魔法使いを求めて、フリーレンに初めて出会う場面です。
![](https://i0.wp.com/kimoto-keiko.com/wp-content/uploads/2023/11/フリーれん.jpg?resize=1024%2C768&ssl=1)
フリーレン「帰りなよ。まあまあの実力の魔法使いに用はないでしょ」
ヒンメル「いや、君は今まで僕が出会った中で一番強い魔法使いだ」
フリーレン「…なんでそう思うの?」
ヒンメル「…なんとなくだ(微笑む)」
![](https://i0.wp.com/kimoto-keiko.com/wp-content/uploads/2023/11/405314212_7345854405461372_79871643338174459_n.jpg?resize=1024%2C768&ssl=1)
コラムには文字数に限りがあるので書けませんでしたが、マインド・リーディングは、「どうやって分かったか」を相手に明確にしないで告げるのもポイントです。
ヒンメルも、フリーレンに「なんでそう思うの?」と問われてもはっきり答えず、「なんとなく」と言っていますね。
勇者ってやっぱり強いだけじゃなくて、「人たらし」の才能があるんだと思います。
「え?一体どういうこと??どういう技なの?」
と思った方、お手数ですが、小さい字で申し訳ございませんが、読んでいただけると嬉しいです!
<週刊大阪日新聞 11月25日号>
![](https://i0.wp.com/kimoto-keiko.com/wp-content/uploads/2023/11/405853750_7345817888798357_8439173415747551191_n.jpg?resize=768%2C1024&ssl=1)
この記事へのコメントはありません。