推し漫画と私(女性向け漫画編)

はい、今日は、私が今追いかけている推し漫画の、女性向け漫画編について書きたいと思います。

少年・青年漫画は、戦ったり戦ったり戦ったりするものが多い一方、少女漫画や女性向け漫画は、恋愛を中心とした人間関係を描くものが圧倒的に多いですね。

そんな女性向け漫画で、今私が一番推してるのはコチラ。

あなたがしてくれなくても」(ハルノ晴)

夫婦のセックスレスを題材にした物語です。

簡単にあらすじを紹介します。

***

既婚で子ナシの主人公・みちは、2年間夫とセックスをしていない。

勤めている会社で産休に入る社員を見て、

「いいなあ、セックスしたんだ…」

とため息が出る。

「今日こそは」と期待をしてベッドに入るも、聞こえてくる夫の寝息…。

夫に問い詰めるも、はぐらかされるばかり。

挙げ句の果てには「みち、色気がないんだよ!」「性欲強すぎ」などとひどい言葉を浴びせられる。

そんな折、同じ会社で先輩の男性・新名と飲むことになったみちは、思わずセックスレスのことを打ち明けてしまう。

新名は、「うちもレスなんだよね…」と寂しそうに笑う。

新名の妻はバリバリのキャリアウーマン。新名はいつも妻に献身的に尽くしているが、妻は新名の気持ちなどお構いなし。

みちと新名は、お互いの身の上を話し合い、励まし合ううちに、惹かれあっていく…。

***

漫画内で、夫婦で交わされるやり取りとか、心理描写とか、すごいリアル!!

でも、絵柄が爽やかなのと、主人公のみちも新名さんもすごい真っ直ぐで、やらしさのない、性格の良いキャラクターなので、ドロドロした嫌な気持ちにならず、読み進めてしまうんですよね。

作者さん、スゴイですわー。きっと真っ直ぐな方なんだろうな。

今まさにレスで悩んでいる人は、これ読むと、共感し過ぎて、涙溢れ出るんじゃないでしょうか。

しかし、これは、妻(夫)との性生活を『拒否している』側の方こそ、読んでおいたほうがいいと思います。

妻(夫)の気持ちが完全に離れてしまってからでは、遅いですから。

そりゃ、配偶者にトキメキや性欲を失くしてしまう気持ち、めんどくさくなる気持ち、うっとうしい気持ち、あるでしょう。

でも、あまりにキツイ言葉や態度で跳ね除けてないでしょうか?

気持ちを無視し続けて、やり過ごそうとしてないでしょうか?

相手は、自分が思う以上に傷ついています。

いついかなる時も、相手の愛情や優しさが自分に向けられるなんて、思い上がらないほうがいいです。

お互いレスでも日常生活に幸せを感じれているならいいですが、どちらか一方がレスで不幸だと感じているなら、それは夫婦で向き合わなければいけない重大な事案です。

私自身も、これを読んで、夫の優しさに甘えないようにしよう、と…改めて思いました。

物語も佳境に入ってきて、次の配信を今か今かと待ち望んでおります。

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