小1の息子と参加した『一万人の第九』を終えて…

2019年12月1日、昨日、『一万人の第九』コンサートが無事終了いたしました。

今年、私は、小1の息子と合唱「アルト」パートで初参加いたしましたー。

記憶が新しいうちに、昨日の感動を記しておこうと思います!

※一万人の第九…毎年12月の第一日曜日、大阪城ホールで行われる、一万人でベートーヴェンの交響曲第九番第四楽章『よろこびのうた』を合唱するコンサート。今年で37回目。指揮者&総監督は、国内外で活躍する佐渡裕さん。

*日本の古典音楽『雅楽』と宇宙との繋がりについて*

一万人の第九は、二部構成になっています。

第一部では、様々なゲストが、曲や歌などを披露してくれます。

そして第二部で、ベートーヴェンの交響曲第九番第四楽章『よろこびのうた 』を、私たち合唱隊が披露します。

第一部の幕開けは、『雅楽』の演目です。舞を演じていたのは、雅楽師の東儀秀樹さん、そしてその息子さんです。

雅楽は日本の古典音楽の一つですが、私は今回初めて拝見しました。

衣装に身を包んだ雅楽師の方々の入場後、厳かな雰囲気の中、静寂に包まれた会場に響く笛の音がとても心地よかったです。

公式パンフレットで、雅楽について、東儀さんはこう述べています。

「1000年以上も昔の人たちが完成させた雅楽は自然と人の調和などが計算され尽くして生まれたと言われます。だから宇宙の音楽とも言われます。」

サントリー一万人の第九 公式パンフレットより

一万人の第九の総監督&総指揮の佐渡裕さんは、私たち参加者が「雅楽に触れることで浄化をして、喜び溢れる新年を迎えられるように」と、雅楽師さんを呼んでくれたそうです。

「もう初詣なんか行かなくていいよ!」と佐渡さん。

はい、雅楽で浄化されたので、来年は行きません。笑

*山崎まさよしさん『One more time,One more chance』に超感動!*

第一部では、山崎まさよしさんと『セロリ』も合唱します。

その山崎まさよしさんが、私たちとの合唱前に、2曲ほど歌ってくれるんですけど、これがもうすごくて。

特に、あの名曲、『One more time,One more chance』は、圧巻でした。

歌声、歌詞の世界観、メロディ。全てが素晴らしい。

本番前のゲネプロ(最終リハーサル)でも涙しそうになりましたし、本番でも涙しそうになりました。

退屈そうにしていた息子も、この歌だけは聴きいってましたね。

2回聴いたけど、まだ聴きたい。いつでも聴きたい。魂が震えました。

*漫才師『霜降り明星』粗品の底力*

さて、いよいよ第二部。私たちが8月から練習してきた第九第四楽章『よろこびのうた 』の合唱です。

…の前に、まずはゲストがシラーの詩を朗読します。

『よろこびのうた 』は、シラーの書いた詩を元に作られています。

2019年の朗読担当は、なんと霜降り明星の粗品さん。

何で漫才師が??何で粗品が??

と思った方は多いでしょう。私も最初、「えっ?」ってなりました。

でも、インタビュー記事なんかを読んでみると、粗品さんって音楽に精通した方なんですね。

2歳から12歳ぐらいまでピアノを習われてて、お笑い芸人じゃなかったら指揮者になりたかった、とか。

今回、ゲストとして朗読することになったのは、とある雑誌か何かの取材で、粗品さんが「今後どんな番組に出たい?」と訊かれた際、「一万人の第九です!」と答えて、その記事を佐渡裕さんが偶然見つけたことからだそうです。

粗品さんのシラーの詩の朗読…すっごく良かったです。

シラーの詩って、本来は笑いにできる要素がないものなんですけど、上手に笑いにしつつ、最後はすごい迫力で、詩の本質を感動的に伝えてくれました。

なみなみならぬ決意でこのオファーを引き受けたことが伝わりました。粗品さん、誠実で真面目で、とても素敵な方だと感じました。(お笑い芸人さんに対して言う褒め言葉じゃないかもしれませんが…)

登場時の「100回ぐらいダビングした小栗旬です」にはかなり持っていかれました。

*一万人の「フロイデ!」*

朗読後は、オーケストラによる第九の演奏。

そして、私たちの出番です。

しかし、オーケストラの部分がとても長い…。

私にとっては生オケの演奏は至福の時間ですが、息子にとってはとても退屈な時間。

モソモソ、ゴソゴソするんで、気が気じゃありませんでした。周りの方々、本当ごめんなさい〜!!

今回参加している全子どもの中で、一番落ち着きないんじゃないか?と思いました。

まあ、でも、うちの子じゃなくても、本番は朝から大阪城ホールに缶詰状態なので、子どもたちには肉体的にも精神的にもキツかったとは思います。

なんだかんだ言って息子はよく頑張りました。

近くに座っていたお利口そうな女の子は、途中で気分が悪くなったようで大変そうでした。

長い長いオーケストラの演奏の間、寝ている方もいらっしゃいましたね。気持ち、わかる~。

***

合唱に入る少し前に、一万人の合唱隊が一斉に立ち上がります。

何度も練習した場面ですが、昨日の最後の瞬間は、感きわまるものがありました。

「これで最後だ…」と思うと、スッキリした気持ちよりも寂しい気持ちの方が大きかったです。

歌い終えた後は、達成感と一体感で胸がいっぱいになりました。

*小1の息子と参加して思ったこと*

今回、一万人の第九に応募しようと思ったのは、Facebookで偶然広告を見つけたからなのですが、『よろこびのうた 』が、息子がピアノ発表会で初めて弾いたという思い出深い曲だったからです。

息子はまだピアノを続けているので、「音楽に対してもっと興味が沸けばいいな」という願望もありました。

また、「普通に過ごしていては味わえない体験をさせてあげたい」という親心もありました。

実際、やってみると、合唱は本番は華やかな分、練習が地味で、大変で…。(ピアノと通じるものがあります。)

ドイツ語、難しいですし。

息子氏、「もうやりたくない!」「もう行きたくない!」と言うこともしばしば。

理想と現実はやっぱり違います。私も応募したことを少し後悔することもありました。

一万人の第九が息子の成長や将来の役に立つのか、立たないのかは分かりませんが、普通に過ごしていては味わえない体験はさせてあげれたと思います。

嫌そうに、退屈そうにしつつも、一万人の第九の練習に参加し始めてから、うちの息子がふいに口ずさむ歌は『よろこびのうた』になりました。

息子がもう少し大きくなった時、この歌の意味や歴史を知り、「自分はすごい体験をしたんだ!」と気づいてもらうことがあれば本望かな、と思います。

長くなりましたが、読んでいただいた方、ありがとうございました!

※『一万人の第九』テレビ放送は、12月21日(土) 午後4時~午後4時54分
MBS、TBSテレビ、HBC、CBCテレビなど

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