配偶者からよく愚痴を聴かされる…。
配偶者から愚痴を聴かされるのがツライ…。
そういう方は少なくないようです。
女性のほうが愚痴をよく口にするイメージですが、
男性でも愚痴をよく言う人はいます。(うちの夫もそうです。)
女性の愚痴は、子育てからママ友付き合い、仕事、実家の付き合いなど多岐にわたりますが、男性の愚痴の場合は、『仕事』が圧倒的に多いです。
それだけ男性の人生にとって、仕事って大切だということですね。
さて、そんな配偶者からの愚痴、どう対応すればいいのでしょうか?
1.妻が夫へ愚痴を言う場合
先日、とある既婚男性が、妻の打ち明ける仕事の愚痴に対して、
「心の中では『知らんがな』と思ってるが、『うんうん』『へ~そうなんだ』『大変そうだね』と言ってる」
とおっしゃっていました。
コレ…大正解の対応ですね。
なかなかこういう対応できる男性は少ないと思います。
女性が配偶者に愚痴を打ち明けるときというのは、
ただ聴いて、受け止めて、共感してほしいだけ。
決して解決策やアドバイスをほしいわけでもないし、
ましてやダメ出しをしてほしいわけでも、喝を入れてほしいわけでもないのです。
解決策やアドバイスをしたら、
「私が言いたいのはそういうことじゃないのよね…!」と口論になってしまう可能性、「あなたはなにも分かっていない!」と責められる可能性、大です。
あるいは、「あの人には言っても無駄だし…」となり、夫婦仲が冷え込む原因にもなります。
妻の愚痴は、ただ受け止める。そして、労う。
それでOKです。
ちなみに私は育児の愚痴を夫に打ち明けたとき、
「しっかりしなよ、母親だろ」
と言われたことがあります。
ぶん殴ってやろうかと思うぐらい腹立ちました。
以後、夫に愚痴を言うことは少なくなりました。
2.夫が妻へ愚痴を言う場合
夫が妻へ愚痴を言う場合も、基本的には対応は同じです。
聴いて、受け止める。
男性の場合、それプラス、話を聴き終わった後に、「そんな状況でもがんばってるなんて、あなたってすごいわ~」と褒める、あるいは「いつも家族(私)のためにがんばってくれてありがとう」と感謝を伝えると、なお良いと思います。
間違っても、アドバイスや解決策は言わないようにしましょう。
不快にさせるだけです。
二度と愚痴を吐いてくれなくなるかもしれません。
男性の場合、「愚痴を吐くのはカッコ悪い」と思っている人はとても多いです。
それでも言ってくるっていうのは、よほどストレスがたまっているか、「自分はもっと認められてもいいはずだ」「もっと認めてほしい」という『承認欲求』が足りていない証拠です。
経営者や中間管理職だと、心を許せる仲間がおらず、孤独感を抱えているケースもあります。
男性の承認欲求や孤独感を満たすような対応をしてあげると、
パートナーはあなたをより大切に思うようになります。
『聴いて、受け止める』
『承認する』
意識してみてくださいね。
※過去にアメブロと旧HPに掲載した記事を再掲しています。
この記事へのコメントはありません。